初心者がクロスバイクと一緒に購入するもの
クロスバイクなどのスポーツサイクルが、カゴ付きのシティサイクルと違う点、それはスタンドやライトなどが(ほとんどの場合)別売りになっていることです。
サイドスタンドは付いていません
ロードバイクにもクロスバイクにも、基本的にスポーツサイクルにはサイドスタンドが付いていません。スポーツ専用ならまだしも、毎日の移動手段として考えた場合は、サイドスタンドは付いていたほうが良いと思います。
後輪軸少し前に取り付けるタイプ
左側のシートステーとチェーンステーを使って取り付けるタイプ。装着後にズレることも少なく、最も一般的なサイドスタンドと言えます。欠点としては、シートステー・チェーンステーを挟み込むことで固定しますので、どんなに上手に取り付けたとしても、その箇所に取り付け跡が残ってしまうことがあります。自転車のメーカー・車種によっては、従来の挟み込みタイプではないボルト留めの専用スタンドを用意しているところもあります。(例:トレック FX / DSシリーズ)
GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) アジャスタブル サイドスタンド ブラック KSS02900 WTGR
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ボトムブラケット後ろに取り付けるタイプ
左右のチェーンステー前端部分(ボトムブラケットとの結合部分)に取り付けるタイプのサイドスタンドです。メリットとしては使わないときにサイドスタンドが目立たないことや、より安定感の高い2本脚タイプを選ぶこともできます。弱点は固定ボルトが緩みはじめることにより、スタンド自体が回転してしまうこと。数ヶ月に1度程度で構いませんので増し締めを行うと良いでしょう。
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GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) アジャスタブル ダブル レッグ センタースタンド CL-KA56 カラー:ブラック
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同じ車種でもサイズによって取り付け不可な場合も
サイドスタンドの適応は意外と厄介です。ブレーキの種類やパイプ径によってNGな場合や、同じ車種でもフレームサイズによって取り付け出来ないこともしばしば。取り付けも含めてお店にお願いするのがベターだと思います。
ライト
前後のライトも別売りです。発電機(ダイナモ)も付いていませんので、乾電池もしくは充電式のライトを購入して取り付ける必要があります。
カギ
シティサイクルのような車輪を固定する鍵は付いていません。ワイヤー式の鍵を別途購入される方が殆どです。
ベル
ついている車種とそうでない車種があります。購入時に確認するのが良いでしょう。付いていない場合は、別売りのベルを購入する必要があります。
空気入れ
ほとんどのスポーツサイクルは、フレンチバルブ(仏式バルブ)もしくは、アメリカンバルブ(米式・シュレッダー)を採用しています。イングリッシュバルブ(英式)を使っているシティサイクルとの互換性がありませんので、空気入れを用意する必要があります。フレンチバルブの先端に取り付けて一般的な英式バルブ用の空気入れが使えるアダプターも販売されていますが、あまり高圧に対応できませので専用のものを購入されることをおすすめします。特にロードバイクを購入される場合は、専用の空気入れを準備してください。
裾留め
チェーンリングとチェーンの油で、パンツの裾が汚れることがあります。チェーンカバーが付いている車種の場合は不要かもしれません。専用品以外でも様々なもので代用可能です。
その他
車通りが多い道路を走る場合はヘルメットの着用をおすすめします。その他、乗り方・楽しみ方に応じて、色々な自転車用品があります。必要に応じて少しずつ買いそろえていくのも楽しみですね。