スポーツサイクルをタイプで選ぶ
ロードバイク
舗装路を速く長く走るのに適した自転車がロードバイクです。軽い車体、細いタイヤ、独特の形状をしたドロップハンドルを装備しています。
クロスバイク
毎日の通勤や中距離のツーリングなど、様々な用途に使いやすい自転車です。ロードバイクの軽快さとマウンテンバイクの安定感を兼ね備えており、スポーツサイクルが初めての方でも乗りこなしやすく人気があります。
マウンテンバイク
悪路を走るための太めのタイヤ、路面の凹凸を吸収するサスペンションなどが特徴の自転車です。街中のちょっとした段差でも安心して走ることができます。
ミニベロ
小さなタイヤ(20インチ前後が多い)の大人用自転車をミニベロと呼びます。コンパクトな車体は取り回しが良く、保管場所も小さくできるメリットがあります。反面、車輪も車体も小さな分、高速走行や長距離走行には不向きです。
楽しみ方で選ぶスポーツサイクル
スポーツサイクルの代表的な楽しみ方を紹介します。
ポタリング
自転車で気ままに散歩することをポタリングと呼びます。 少し離れたカフェに出かけたり、郊外の美味しいものを求めて走ったり、街をウインドウショッピングしたり、少し走っては休憩を繰り返すような、自分なりのペースでポタリングを楽しむ人が増えています。
どんな自転車でもポタリングを楽しむことはできますが、クロスバイクやミニベロは、リラックスした姿勢で乗ることができるため、のんびりしたポタリングにはおすすめです。
ロングライド
スポーツサイクルの軽さと変速機を使いこなすことで、1日で50キロや100キロ以上を走ってしまう人は珍しくありません。自分の力だけで長距離を走りきる達成感は、何事にも代え難いものです。ロングライドでは、パンクなど思わぬメカトラブルや、お尻や肩の痛みなども発生することがあります。無理をせず充分な準備を心がけましょう。
ロングライドには、ロードバイクをおすすめします。予備のチューブや、飲み物のボトルなども準備したほうが良いでしょう。
通勤
自転車通勤をするためにスポーツサイクルを購入される方も増えています。時間の目安は、慌てず走って1キロ=4〜5分といったところでしょうか。いきなり毎日ではなく、週に2〜3日からやってみるのも良いかもしれません。
自転車通勤におすすめなのは、クロスバイクです。 フェンダー(泥よけ)や、前後ライト、サイドスタンドもお忘れなく。
マウンテンバイク
野山を走るマウンテンバイク。頑張ってペダルを漕いで山を登り、風を感じながら山を下る爽快さはマウンテンバイクならではの楽しみです。普段見ることのできない自然の景色に出会えるのも魅力です。
登山道など自転車の乗り入れが禁止されているところもあります。他の入山者に充分な配慮をもち、ルールを守って楽しみましょう。
この他にも、その人ならではのスポーツサイクルの楽しみ方があります。あなたならではの、スポーツサイクルの楽しみ、付き合い方を見つけてください。