フレンチバルブほか、クロスバイクのバルブを解説
クロスバイクには3種類のバルブが存在する
バルブとは空気を入れる金具部分のこと。クロスバイクは仏式・米式・英式の3種類のバルブが混在しているカテゴリーです。フロアポンプ(空気入れ)やスペアチューブを選ぶ際には、自分のクロスバイクにどのバルブが使われているのか、覚えておく必要があります。
仏式バルブ(フレンチバルブ)
高圧に対応できるほか、3種類のバルブの中で最も小型(細い)なこともあり、ほぼ100%のロードバイクは仏式バルブを採用している。クロスバイクでも本格的なものほど、仏式バルブを使っていることが多い。
英式バルブ(イングリッシュバルブ)
いわゆるママチャリ・シティサイクルに多く使われているバルブ形式。クロスバイクの一部に使われていることもある。
米式バルブ(アメリカン・シュレッダバルブ)
自動車やオートバイで使われているバルブ形式。仏式に比べると重量とサイズ(太さ)がネックな反面、高強度であるメリットがあり、マウンテンバイクの中でもダウンヒル競技やダートジャンプなどに用いられるほか、クロスバイクの一部にも用いられている。