クロスバイクの事故に備えて自動車保険を見直してみる
自転車保険をクルマの保険でまとめる
クルマをお持ちの方は自動車保険(任意保険)に加入してあり、毎年更新してあると思います。次回の更新の際にはクロスバイク乗車時の事故に備えて、保証内容を見直してみませんか。
いま加入している自動車保険の内容を確認してみる。
自転車事故には大きく別けると2つのパターンがあります。自分が歩行者のときに被害者になるパターンと、自分が自転車に乗っているときに加害者になってしまうパターン。どちらも恐いですが、今回のテーマは自分が被害者になってしまうパターンです。
自転車を運転中に散歩中の女性と接触し、寝たきり状態にさせてしまった小学生の親に裁判所が命じた賠償額は約9500万円――。神戸市内で発生した事故について被害者の家族らが起こした損害賠償請求訴訟で、一審・神戸地裁が13年、下した判決内容である。他の裁判所でも、自転車に乗っていた加害者側に数千万円に上る高額な賠償を命じる判決が相次いでいる。
自転車事故で高額賠償 保険で万が一の備え |マネー研究所|NIKKEI STYLE
近年では、高額賠償が命じられるケースもあり、安全運転を原則としながらも万一に備える必要性は高いと思います。コンビニで加入できる自転車保険もありますが、自動車保険に加入されている方は、まず自身の保険内容を確認してみましょう。
とはいえ、自転車運転中の事故への保証は特約の中に盛り込まれていることが多く、証券を眺めるだけでは正直わかりません。保険証券を持ってコールセンターに電話してみましょう。ちなみに、特約は保険会社の都合により内容が変更されることがあります。念のために更新の度に確認するのが安心です。
大手保険会社も参入。ネットで手続きがオトク。
筆者は5年以上前から、ダイレクト(通販・インターネット)型の自動車保険に切り替えました。魅力はなんといっても保険料の安さ。保険者会社と代理店と通さず直接契約することと、インターネットによる人件費の削減などにより、従来の保険に比べると保険料が割安になっています。また、リスク細分型といって、年齢や地域、運転条件などを細分化することで、ひとりひとりに合った保険料を割り出しています。
不安要素もあります。代理店を通さないということは、契約時にも自分で判断することが必要です。筆者は自動車会社勤務の経験があり、自動車保険の取扱資格を保有していましたので、少しは分かっているつもりでしたが、最近の言葉など分からない点もあり、コールセンターに電話して確認しながら契約しました。(つまりはコールセンターに電話すれば済む話です)
ダイレクト型自動車保険の例:ソニー損保、アクサダイレクト、おとなの自動車保険
まずは、保険証券を持ってコールセンターへ
我が家の場合は、家族全員の自転車事故が、特に追加の保険料を払うことなくカバーされていました。まずは保険証券を持って、契約中の保険会社に電話してみましょう。