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徹底分析 何が違う?2016モデルGIANT ESCAPE RX3とESCAPE AIR

クロスバイクの大本命 GIANT エスケープ

2005年モデルとして登場して以来、GIANTエスケープはクロスバイクの代名詞として人気を博しています。定番のエスケープR3に加え、軽量化されたスポーツモデルAIRや、スポーツモデルRXシリーズなどがラインナップに加わっています。 

どちらも2016モデル ¥69,000のAIRと¥70,000のRX3どう違う?

ラインナップを見ていると、最もよく検討されるであろう価格帯に、1,000円違いの2車種があるのです。エスケープRX3(¥69,000)と、エスケープAIR(¥70,000)どちらも2016年モデルです。

エスケープRXは軽量で強度の高い新素材をフレームに採用

フレーム素材はどちらもアルミ製ですが、エスケープRX3は、ロードバイクのフレームにも用いられている軽量かつ強度の高いアルミ素材を使用しフレーム単体の重量を軽量化しています。それだけでは硬く乗り心地の悪いクロスバイクになりますので、フレーム形状と周辺パーツを見直すことで、バランスの取れたクロスバイクに仕上げています。(用語の説明はこちら)

 

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フレーム形状を見直すことでマイルドな乗り味を実現したRX

エスケープRXはフレーム中央の三角部分を強く作りつつ、後ろ側の三角を逆にしなやかにすることで、乗り味を優しくしています(シートステーがアーチ状に作られています)更にシートポストをD型断面(通常は○型)にし、前後方向にたわませることで、お尻への衝撃を緩和しています。どちらも、ロードバイクなどで用いられる手法で、複雑な機構を使うことなく、マイルドな乗り味を実現しています。(用語の説明はこちら)

車体全体の軽量化によりRXより700グラム軽量なAIR

ところが、車体全体の重量で比較すると、RX3よりAIRのほうが同じサイズで700g軽いと公表されています。その違いは、ホイールやコンポーネント(変速機)の違いにあります。AIRの前後ホイールは、スポークの少ないロードバイクのようなホイールを採用しています。さらに前側のギア(ペダル側)はダブル(2段変速のこと通常クロスバイクは3段が多い)です。エスケープR3をベースに軽量化を進めたチューニング仕様とでもいうべき存在がエスケープAIRなのです。(用語の説明はこちら)

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エスケープAIRとエスケープRX3どっちが買い?

これは難問ですが、700グラムという重量差をどう考えるかで決まります。もちろん思いより軽いほうが良いに決まっています。しかも詳細を見ていくとエスケープAIRは、体感しやすい回転部分が軽量に作られており、走りの軽さとしてはAIRに軍配が上がるでしょう。反面、ダブルギアを使っており(34Tと大きなカセットを使っていても)激坂は苦しいと思いますし、スポークの少ないホイールは毎日ガシガシ乗るクロスバイクでは痛みも早いかもしれません。AIRは、週末のロングライドをメインに楽しみたい方におすすめできるのではないでしょうか。(用語の説明はこちら)

対するRX3ですが、ロングライドにおすすめでないというと決してそうではありません。新設計のフレームはカッチリとした乗り味で、ロードバイクのように前に進んでいくフィーリングがあります。かつアーチ状のシートステーやD型断面のシートポストにより、後輪からのお尻や腰への突き上げが緩和されており、RX3はロングライドでも疲れにくく設計されています。AIRの良さでもありデメリットでもあるホイールとフロントギアは、RX3ではノーマルなタイプが使われており、自転車通勤からロングライドまであらゆるシーンでも使いやすいと思います。初めてのクロスバイク、ゆくゆくは色々な自転車の楽しみを体験してみたい。そんな方にRX3はおすすめです。(用語の説明はこちら)

GIANTが名車ESCAPE R3をチューニングした仕様がESCAPE AIR。そして、新しい世代として生まれ変わったのがESCAPE RX、RX3はその中のベースグレードです。

 

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